art cruise gallery by Baycrew’s｜五月女哲平による、新作を含む個展「GEO（ジオ）」が虎ノ門art cruise galleryにて開催
art cruise gallery by Baycrew’sの第4回展示として、アーティスト 五月女 哲平（そうとめ てっぺい）による個展「GEO（ジオ）」が、8月30日（金）から10月14日（月・祝）まで開催される。
全体のアートディレクションは、art cruise gallery by Baycrew’sのクリエイティブディレクターを務める、おおうちおさむが担当。会場は、本展のための描き下ろしを含む作品群で構成されている。展示作品はすべて購入可能であるほか、会場内では当ギャラリーのオリジナルグッズとして、五月女の作品をデザインに落とし込んだ数量限定のラグが販売される。
展覧会名の「GEO」にはふたつの意味がある。ひとつは「Geometry（幾何学）」。五月女氏の作品の多くは幾何形体から構築されており、要素を極限まで絞りながらも有機的な印象を作り出す。もうひとつは「Geoglyph（地上絵）」「Geodetic（測地）」「Geology（地質学）」などの、地球に根ざした概念。本展は、この相反する二つの意味が共存する展覧会となっている。
五月女哲平 プロフィール：
アーティスト。1980年、栃木県生まれ。2005年、東京造形大学美術学部絵画科卒業。2007年の初個展以来、絵画作品を中心に立体、写真、映像などを織り交ぜた作品を発表。その後、変形キャンバスや自立する支持体を用いたり、メディウムの積層から作品の成立を試みたりするなど、絵画の物質的側面への着目からさまざまな展開をみせる。近年は、絵具の積層の中にアクリルや写真、ガラス、シルクスクリーンなど異なるメディウムを介在させながら、自身が捉えた事象や出来事を挿し込んだ新たな作品制作にも取り組む。パブリックコレクションとして、国立国際美術館（大阪）、東京都現代美術館（東京）などに作品が収蔵されている。
「GEO」
会期：2024年8月30日（金）〜10月14日（月・祝）
会場：art cruise gallery by Baycrew’s
住所：東京都港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズ ステーションタワ ー3F SELECT by BAYCREW’S 内
