ギンザ・グラフィック・ギャラリー|「アイデンティティシステム 1945年以降 西ドイツのリブランディング」展を5月27日より開催

ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)では、5月27日(火)から7月5日(土)の期間に「アイデンティティシステム 1945年以降 西ドイツのリブランディング」展が開催される。
現代のコーポレート・デザインにみられるシステマティックなデザイン・ソリューションは、20世紀初頭のペーター・ベーレンスたちにはじまり、それにつづくバウハウスやウルム造形大学など、ドイツのデザイナーによって生み出された。ドイツ発のこのデザイン潮流が、経済発展した民主主義国家という戦後の西ドイツのイメージをかたちづくった。
本展では、デュッセルドルフのデザイン事務所「vista」のカタリーナ・ズセックとイェンス・ミュラーが設立した「A5コレクション デュッセルドルフ」の膨大なアーカイブの中から、企業などのリブランディングを担った貴重なポスターやビジュアル・アイデンティティの展開例、デザイン・マニュアルなどの進行過程のスケッチやサンプル等を通し、敗戦からの西ドイツの驚異的躍進を支えたデザイン・ソリューションの体系的な発展を紹介する。

02:1969 – Walter Breker – Minimal Art Exhibition (Kunsthalle Düsseldorf) – Brochure cover
03:1971 – Anton Stankowski – Berlin–Layout – Design manual © Stankowski-Stiftung, Stuttgart
04:1971 – Celestino Piatti – The Germans (dtv #0738) – Book cover
05:1977 – Helmut Schmid, ARE Düsseldorf – SPD Documents Party congress Bad Godesberg – Brochure cover
06:1979 – Agentur Keysselitz – Busch–Jaeger Electronics – Design manual
07: 1980 – Willy Chlormann – Lottery Competitions 1980 – Brochure cover
「アイデンティティシステム 1945年以降 西ドイツのリブランディング」展
会期:2025年5月27日(火)〜7月5日(土)
会場: ギンザ・グラフィック・ギャラリー
住所:東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
時間:11:00〜19:00 ※日曜・祝日 休館
入場料:無料
WEB:https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/