Dyson|ダイソン国際デザインエンジニアリングアワード2023国際ファイナリストが発表。日本の最優秀作品が選出
意欲的なエンジニアの育成、エンジニアリング教育の支援、医療研究への投資を行う国際的な慈善団体であるジェームズ ダイソン財団が、次世代のエンジニアやデザイナーの支援・育成を目的にした国際エンジニアリングアワード、James Dyson Awaed(JDA)。
今年は世界30か国より1,900を超える応募があった中、ファイナリストとなる20作品がついに決定。国内最優秀に輝いた法政大学の田中郁也氏、日本大学の成嶋セルジオ氏による、視覚障害のある人が安心して横断歩道を渡るための歩行者用信号認識プロダクト「AISIG」もそのうちの一つとして選出された。日本からの応募作品が国際トップ20に選出されるのは、2020年以来、3年ぶりとなっている。
「問題を解決するアイデア」がテーマである本アワード。「AISIG」と同じく、世界中の学生や若手エンジニア達は、自身の発明やアイデアへの境界線を押し広げ、人生や生活を変える解決策を編み出すための探求心の力を証明し続けている。
今後の審査にはダイソン創業者兼チーフエンジニアのジェームズ ダイソンによる国際最終審査があり、最終結果を11月15日に発表予定。国際最優秀賞受賞者には、賞金30,000ポンド(約477万円)、国際準優秀賞には5,000ポンド(約80万円)が贈られる。(参考金額:1ポンド=159円 発表時の為替相場に応じて換算)