KOTARO NUKAGA Three|木津本麗 個展「そこにあること」が開催中

東京・天王洲のTERRADA Art Complex I 内「KOTARO NUKAGA Three」では、12月6日(土)から1月24日(土)の期間、木津本麗(きづもと れい)個展「そこにあること」を開催している。
1998年滋賀県出身、京都芸術大学大学院を修了し関西を拠点に活動を続けるアーティスト、木津本麗。彼女がモチーフにしているフェルトは、幼少期に母親が作ってくれたおもちゃの素材であり、何にでもなれる魔法の切れ端だったという。そのフェルトをランダムに切り出し、彩色を施し、床に放り投げ、そこに生まれたかたちの重なりや色の交わりをキャンバスへと拾い上げていく。
画面に散らばる色やかたちを認知し、次に何かの風景やものを当てはめようとする鑑賞者の性急な「理解」をふわりとかわし、ただそこにあるものを受け取るように促してくる作品となっている。



木津本麗 個展「そこにあること」
会期:2025年12月6日(土)~ 2026年1月24日(土)
会場:KOTARO NUKAGA Three
住所:東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex I 3F
時間:11:30~18:00 ※日月祝 休廊 ※12月27日(土)~ 1月5日(月)年末年始休廊
WEB:https://n-project.art/exhibition/rei_kizumoto_being_there/