LANVIN｜ A SPECIAL SCREENING OF INGMAR BERGMAN’S ‘Persona’ in New York
Photo: Courtesy of LANVIN
「LANVIN」は、ニューヨークのMuseum of Arts and Designにて女優、ケイト・ブランシェットの司会のもと、 ノルウェーの女優兼映画監督のリヴ・ウルマンに敬意を表してイングマール・ベルイマンの『Persona』を上映。
ベルイマンの長年の共同制作者でありミューズであったアカデミー賞受賞歴のある高名な女優リヴの素晴らしいキャリアを讃えるこの親密な夕べ。Museum of Art and Designには、アート、ファッション、メディア、エンターテインメントの各界から一 流のゲストや著名人が集まり、長年の友人であるリヴとケイトの前で、ベルイマンの不朽の名作を讃えた。 「LANVIN」の副CEO、シッダールタ・シュクラの歓迎のスピーチの後、リヴ、ケイトのスピーチが続き、観客は映画の世界観に酔い痴れた。
Photo: Courtesy of LANVIN
リヴとケイトの関係のハイライトは、2009年にリヴがシドニー・シアター・カンパニーの『A Streetcar Named Desire(欲望という名の電車)』 でケイトを演出した時のこと。オーストラリア人女優は、このカンパニーの共同芸術監督兼共同CEOを務めていた。非常に高い評価を受けた作品は、2人の卓越した才能による深いコラボレーションの火付け役となり、ニューヨークのBAMとワシントンのKennedy Center for the Performing Artsを巡回することとなった。映画界を代表する顔として知られるリヴは、『Persona』に代表される感情の深みと表現力で高く評価されている。複雑さ、激しさ、そして典型的な“Bergman woman”の魅力を体現するケイトは、ベルイマンの作品と深いつながりを持ち、その根底には彼の映画的遺産の決定的な特徴である女性の経験の探求に対する賞賛がある。
Photo: Courtesy of LANVIN
この上映会では、「LANVIN」と女性との深いつながりが強調され、それは先見の明のある創業者の ジャンヌ・ランバンによって築かれた伝統でもある。またメリル・ストリープが司会を務めたニューヨークでの『Sophie’s Choice (ソフィーの選択)』上映会や、ポール・シュレイダーとヴァレリア・ゴリノがホストを務めたカンヌでの『A Rabbit’s Foot 』ディナーなど、今年前半に開催された注目すべきイベントに続き、メゾンと映画界とが強い絆で結ばれていることも再確認。
Photo: Courtesy of LANVIN
この夜もまた、パンデミック後にAlan Pepe Communicationsが公式に復活した回顧上映会へと続き、10年以上にわたり、VIPシリーズは主要な映画監督やアーティストの作品を記念してきた。
