LOEWE|大西清右衛門家の日常に光を当てる写真展が「浅間国際フォトフェスティバル 2024 PHOTO MIYOTA」にて開催
室町時代後期から400年以上続く京釜師の家、大西清右衛門家。京都市中京区の三条釜座に、「大西清右衛門美術館」を併設した工房を構え、茶の湯釜の魅力を現代に伝えている。2023年、LOEWE FOUNDATIONが次世代育成と茶の湯釜工芸の継承を目的とした継続的な支援の一環として、16代目大西清右衛門家をサポートし、茶の湯釜工芸を未来の世代に引き継ぐための年間の資金援助プログラムを発表。昨年はLOEWEが協賛する「KYOTOGRAPHIE 2023」にて、清右衛門とそのご子息である清太郎を、写真家 ココ・カピタンが写した特別なドキュメンタリーが上映された。
それに続く今夏、LOEWE FOUNDATIONがメインスポンサーとして参加する「浅間国際フォトフェスティバル」での写真展「浅間国際フォトフェスティバル 2024 PHOTO MIYOTA」にて、特別展示が7月20日(土)より開催される。会場は浅間山の麓、衣食住と多様な写真表現を楽しむ複合施設として誕生した「MMoP(モップ)」内の御代田写真美術館。
本展では、清右衛門の妻・詠美の視点から大西家の日常に光を当てる。展示の中心となるのは、匿名性とアイデンティティを探求した静謐な作品で知られる写真家・横浪修が、大西家の居住空間や私的な場所に近づいて撮影したシリーズ。これらと交錯するように、昨年撮影された小見山峻と五十嵐邦之によるポートレートや工房、工具の写真が紹介される。
Photo: Courtesy of LOEWE
LOEWE FOUNDATION:
1998年にロエベ創業家の4代目であるエンリケ・ロエベによって、民間の文化財団として設立された。現在、娘のシーラ・ロエベの指揮のもと、財団は工芸、デザイン、写真、詩、ダンスの分野で、創造性の促進、教育プログラムの企画、文化遺産の保護活動を続けている。 同財団は2002年にスペイン政府より美術功労金メダルを授与されている。
「浅間国際フォトフェスティバル 2024 PHOTO MIYOTA」
会期:2024年7月20日(土)〜9月16日(月・祝)※水曜定休(8月14日を除く)
会場:「MMoP」御代田写真美術館
住所:長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1794-1
時間:10:00〜17:00(最終入場 16:30)
入場料:野外展示、ロエベ展示は無料
WEB:www.loewe.com
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