PUNKTURE｜Vivienne Westwoodの貴重な姿を写し出す。ウィリアム・イングリッシュの写真展が開催
イギリス人女性作家、ウィリアム・イングリッシュ（William English）が、1975年に伝説的ブティック “SEX” にてヴィヴィアン・ウエストウッド（Vivienne Westwood）を撮影。その貴重な姿を公開する写真展「Venus With Severed Leg ーA Portrait Of Vivienne Westwood In 1975ー」が、渋谷にあるアートギャラリー PUNKTUREにて、11月23日（土）から12月28日（土）まで開催される。
パンク・ファッションの生みの親であるヴィヴィアン・ウエストウッド。マルコム・マクラーレンと始めた伝説のショップ “SEX” で撮影された彼女のリアルな姿を通じ、パンクとは何か、パンク・ファッションとはどのようなものなのか、そして数々の伝説をファッション業界に残したヴィヴィアン・ウエストウッド自身について見つめる。
会場では写真作品の展示のほか、2004年にヴィヴィアン・ウエストウッドが作品にサインしている姿や、1977年にウィリアム・イングリッシュが制作した映像作品「1977」など、貴重な映像が上映される。
また会期中、オリジナルのTシャツ、スウェットが11月末より順に限定販売予定となっている。
「Venus With Severed Leg ーA Portrait Of Vivienne Westwood In 1975ー」
会期：2024年11月23日（土）〜 12月28日（土）
※火曜・水曜、12月12日（木）、12月13日（金）は休廊
会場：PUNKTURE
住所：東京都渋谷区神宮前3-26-5 URAHARA CENTRAL APARTMENT 203
時間：13:00〜19:00
ウィリアム・イングリッシュ（William English）
1951年生。イギリスの映像作家、写真家、書店経営者として知られている。ロンドン映画学校（1972年卒）で映画制作を学び、数多くの実験的なフィルム作品を手掛ける。また、アートや映画のイベントでも活躍しており、特にロンドンやパリなどの著名な場所での上映歴が多数。
ヴィヴィアン・ウエストウッド（Vivienne Westwood）
1941年生まれー2022年没。イギリスのファッションデザイナー・実業家で、モダン・パンク、ニューウェーブ・ファッションを主流にした張本人。彼女はマルコム・マクラーレンとともにキングズ・ロードで経営していたブティック「SEX」で服を作り、世間に知られるようになる。服飾と音楽を融合させた彼らの才能は、マクラーレンのバンド、セックス・ピストルズを中心とする1970年代の英国パンク・シーンを形成し、世界の音楽シーンに多大なる影響を与える。ロンドンに4つのショップをオープンし、やがてイギリス国内だけでなく世界中に店舗を広げ、ますます多様な商品を販売。その中には、核軍縮キャンペーン、気候変動、公民権団体など、彼女の多くの政治的活動を推進するものもあった。
