東京都写真美術館|約190点の「里山」を映し出した作品が展示される、今森光彦の展示会が開催
自然写真家・今森光彦が撮影した日本全国200カ所以上の「里山」の中から、厳選された作品約190点が集まる展示「今森光彦 にっぽんの里山」が、東京都写真美術館にて、6月20日(木)から9月29日(日)まで開催される。
本展はこれまで今森が30年以上にわたり撮影してきた琵琶湖周辺から始まり、日本中の里山を取材するという新たなテーマのもと、約20年の歳月をかけて全国200ヶ所を撮影した中から厳選された約190点を紹介するシリーズ最新展となっている。
「里山」をめぐる今森光彦の旅は、自然と人が調和する空間を鮮やかに浮かび上がらせ、美しく多様性に富んだこの国の魅力を伝えている。
今森 光彦 プロフィール:
1954年、滋賀県大津市生まれ。独学で写真を学び、80年からフリーランスの写真家として活躍。以後、琵琶湖を望む田園にアトリエを構え、自然と人との関わりを「里山」という概念で追う一方で、世界各国を訪ね、熱帯雨林から砂漠まで広く取材。第48回毎日出版文化賞、第20回木村伊兵衛写真賞、第42回産経児童出版文化賞大賞など受賞多数。写真集に『里山物語』(新潮社)、『湖辺みずべ』(世界文化社)、『今森光彦 昆虫記』、『今森光彦 フィールドノート里山』(ともに福音館書店)など著書多数。近年は環境農家、ガーデナー、里山環境プロデューサーとしても活動。
「今森光彦 にっぽんの里山」
会期:2024年6月20日(木)~9月29日(日)※毎週月曜 休館
会場:東京都写真美術館 2階展示室
住所:東京都目黒区三田1丁目13−3恵比寿ガーデンプレイス内
時間:10:00~18:00(木・金は20時まで) ※入館は閉館の30分前まで
料 金: 一般 700円/学生 560円/中高生・65歳以上 350円
WEB:https://topmuseum.jp/