WALL_alternative|大野修 個展「Bug-Fi」を9月3日より開催

WALL_alternativeでは、年9月3日(水)から27日(土)までの期間、大野修 個展「Bug-Fi」が開催される。
音楽カルチャーの視点を取り入れたアプローチを基軸に、内面から湧き上がる「衝動」を創作の原動力とし、プラスチックや使えなくなった楽器など、日常にあふれる様々な人工的な素材を組み合わせて造形する「ブリコラージュ」と呼ばれる手法を用いて作品を制作するアーティスト、大野修。
WALL_alternativeこけら落とし以来、2年ぶりの個展となる本展では、「三角錐」という記号に焦点を当てている。立体を構成する最小単位とされる一方、大野の代表作「Chunk」シリーズは無数の形が折り重なる作品となる。その最小単位を表す三角錐とブリコラージュした彫刻との対比を通じて作品に内包された物語性を際立たせ、鑑賞者に「バグ」のような感覚を呼び起こす。
会場では、「Chunk」シリーズ作品4点のほか、昨年発表された新シリーズ「Cover」など、本展のために制作された40点以上の新作を展示。
初めての試みとして、1990年代のオルタナティブロックシーンから影響を受けてきた大野の作品世界を背景に、制作の日常をフィールドレコーディングした音源をベースとし、音楽家・梅原徹と協働した、サウンドアート作品も発表。会場ではインスタレーションとして体験も。
音源作品は大野自身が制作した特別パッケージに収められ販売予定。
大野修 個展「Bug-Fi」
会期:2025年9月3日(水)〜 9月27日(土)
会場:WALL_alternative
住所:東京都港区西麻布4-2-4 1F
時間:18:00〜24:00
入場料:無料
WEB:https://avex.jp/wall/exhibition/674/