WHAT MUSEUM|WHAT MUSEUMが贈る2つの展覧会TAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展、「感覚する構造 – 力の流れをデザインする建築構造の世界 -」が開催

WHAT MUSEUM|9月30日から寺田倉庫が運営するWHAT MUSEUMが贈る2つの展覧会TAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展、「感覚する構造 – 力の流れをデザインする建築構造の世界 -」が開催。日常における非日常を覗き見する

寺田倉庫が作家やコレクターから貴重なアート作品を預かり、公開する芸術文化発信施設WHAT MUSEUM。倉庫会社として美術施設の在り方を模索する中で、「倉庫を開放、普段見られないアートを覗き見する」というコンセプトに辿り着いた。そのWHAT MUSEUMが、9月30日よりTAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展、「感覚する構造 – 力の流れをデザインする建築構造の世界 -」の2つの展覧会を開催する。

ヴィルヘルム・サスナル「Untitled」2022 Wilhelm Sasnal, Untitled, 2022, oil on canvas, 228.6 × 302.3 cm, © Wilhelm Sasnal, courtesy Sadie Coles HQ, London

まずは、TAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展。IT分野を手がけるビジョナル株式会社取締役CTOの竹内 真氏が約5年前から収集を行っている現代アートと家具のコレクション33点を展示。イヴ・クライン、ゲルハルト・リヒターといったその時代を象徴する作家から、ヴィルヘルム・サスナル、ジャデ・ファドジュティミ、加藤泉、大山エンリコイサムなど、注目を集める気鋭の作家の作品を家具とともに幅広く収集しているという特徴が現れている。また、フランスの建築家兼デザイナーのシャルロット・ペリアンの椅子も展示されているが、こちらは座ることができて、作品を肌で感じながら鑑賞できるという特別な演出も施されている。

TAKEUCHI COLLECTION「心のレンズ」展 会期:2023年9月30日(土)~2024年2月25日(日)会場:WHAT MUSEUM 2階(〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号) 開館時間:火~日 11時~18時(最終入館17時) 休館日:月曜(祝日の場合、翌火曜休館)、年末年始 入場料:一般 1,500円、大学生/専門学生 800円、高校生以下 無料 ※同時開催の展覧会の観覧料を含む ※チケットはオンラインにて事前購入可能 ※本展会期中に何度でも入場できるパスポートを販売 展覧会パスポート 2,500円(本展と同時開催中の展覧会が鑑賞可能) ※ミュージアムの「建築倉庫」では、建築家や設計事務所から預かった600点以上の建築模型を保管しており、その一部を公開。 料金:建築倉庫入場料 700円 セットチケット(本展入場料+建築倉庫入場料)2,000円 主催・企画:WHAT MUSEUM 企画協力:TAKEUCHI COLLECTION URL:https://what.warehouseofart.org/exhibitions/takeuchi-collection

次に、「感覚する構造 – 力の流れをデザインする建築構造の世界 -」。前期は2023年9月30日から2024年2月25日まで。古代建築から現代建築、月面構造物まで、40点以上の構造模型を展示する。2024年春からは、後期展「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで -」を開催する予定。1年を通して、建築構造を探究していく。1923年に関東大震災が発生してから今年で100年。人類は地震や風力を始め、自然の力が及ぶ世界と向き合い続けている。また、地球という重力空間において、建築における力の流れをどのようにデザインしてきたのか。そうした力の流れや素材と真摯に向き合い、技術を磨き、建築の骨格となる構造を生み出してきたのが構造デザイン。建築家と構造家がタッグを組むことで様々な名建築が生み出されてきたが、建築家に焦点が当たることがあっても構造家や構造そのものにスポットが当たる機会は多くない。WHAT MUSEUMでは、このことから構造デザインについて模型を介し、体感から理解を深める展覧会を企画。会場では鑑賞者自身が構造模型を通し、構造デザインという創造行為の可能性とその哲学を体感できる。また、建築の構造を感覚することで、世界における力の流れと人間の感性との結びつきについて問いかけている。

感覚する構造-力の流れをデザインする建築構造の世界- 会期: 前期 2023年9月30日(土)~2024年2月25日(日)後期「感覚する構造 – 法隆寺から宇宙まで -」は2024年春より開催予定 開館時間: 火~日 11時~18時(最終入場17時) 休館日: 月曜(祝日の場合、翌火曜休館)、年末年始 入場料: 一般 1,500円、大学生/専門学生 800円、高校生以下 無料 ※同時開催の展覧会の観覧料を含む ※チケットはオンラインにて事前購入可能 ※本展会期中に何度でも入場できるパスポートを販売 展覧会パスポート 2,500円(本展と同時開催中の展覧会が鑑賞可能)※ミュージアムの「建築倉庫」では、建築家や設計事務所から預かった600点以上の建築模型を保管しており、その一部を公開。 料金: 建築倉庫入場料 700円 セットチケット(本展入場料+建築倉庫入場料)2,000円 主催: WHAT MUSEUM 企画: WHAT MUSEUM 建築倉庫

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