CELINE|エディ・スリマンがCELINEのアーティスティック、クリエイティブ、イメージ・ディレクターを退任

CELINE|エディ・スリマンがCELINEのアーティスティック、クリエイティブ、イメージ・ディレクターを退任

Photo: HEDI SLIMANE

10月2日(日本時間)、「CELINE」はアーティスティック、クリエイティブ、イメージ・ディレクターを務めていたエディ・スリマンの退任を発表。2018年2月より同職に就任以降、伝統の壁を自身の色に大きく塗り、絢爛にして繊細、シックにしてポップ、粗野にして豪華、動と静、男女の性差も入り混じり、1970年代と80年代、ロックやストリートのカルチャーに寄り添い、夜の都会の髪を飾る極彩色の宝石を世に広めた彼の功績は讃えられるものである。エディはその流儀に注目を浴びがちではあるが、「CELINE」をモードの速度、即ち新しさの文脈に乗せ、現代の女性像に対してドレスダウンの息吹を与えた。それは間違いなくメゾンの遺産となり得るだろうし、今後の「CELINE」はまた新しいフェーズに入る。

Photo: HEDI SLIMANE

「CELINE」からは以下のようなテキストが届いた。

PARIS 2024年10月2日 セリーヌは、2018年1月よりアーティスティック、クリエイティブ、イメージ・ディレクターを務めたエディ・スリマンの退任を発表します。彼のクリエイティブでアーティスティックな指揮のもと、セリーヌは並外れた成長を遂げ、フランスを代表するクチュールメゾンとしての地位を確立しました。エディ・スリマンの総合的なビジョン、こだわり、厳格さは、フェミニンでパリをルーツとするセリーヌのスタイルを再確立しながら、セリーヌのコードを再定義することを可能にしました。彼はまた、メンズシルエット、クチュール、オートパフューマリーなど、メゾンの新たな領域を驚くほど豊かにしました。共に歩んできた7年間の素晴らしい旅によって、セリーヌは未来へ繋がる確かな礎をもつメゾンとなりました。

後任や次回以降の発表に関してはまだ報せは届いていない。「CELINE」及び、エディの今後については随時更新していく。

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