FENDI|MARIA GRAZIA CHIURI IS THE NEW CREATIVE DIRECTOR OF FENDI

Photo: Paola Mattioli / Courtesy of FENDI
10月14日(日本時間)、「FENDI」は、マリア・グラツィア・キウリがチーフ クリエイティブ オフィサーに就任することを発表。LVMHグループの会長兼CEOであるベルナール・アルノーならびにフェンディの会長兼CEOであるラモン・ロス、そしてマリア・グラツィアは以下のように述べている。
ベルナール・アルノー(LVMHグループ会長兼CEO)
「マリア・グラツィア・キウリは、現代のファッション界において傑出したクリエイティブな才能の持ち主です。自身のファッションに対する大胆なビジョンを共有した後、LVMHグループ内で創造性を発揮し続けるために、フェンディに戻ることを大変嬉しく思います。フェンディのチームに囲まれ、彼女にとって特別な街であるローマにおいて、マリア・グラツィアはメゾンの比類なき遺産を受け継ぎながら、その芸術的な革新と将来の成功に大きく貢献してくれると信じています」
ラモン・ロス(「FENDI」会長兼CEO)
「マリア・グラツィアをチームに迎えることができ、大変嬉しく思います。クリエイティブ ディレクターの役割は、もはや美しい服をデザインすることだけに留まりません。文化を育み、私たちが生きる世界を映し出す鏡であることが求められます。彼女の才能とビジョンは、フェンディの遺産をより強固にし、メゾンの未来を担う才能を育成し、イタリアのクラフツマンシップへのコミットメントを深める上で、極めて重要な役割を果たすでしょう」
マリア・グラツィア・キウリ(「FENDI」チーフ クリエイティブ オフィサー)
「創業家5人姉妹の指導のもとでキャリアをスタートできたことを光栄に思い、喜びとともにフェンディに戻って参りました。フェンディは常に才能のるつぼであり、この業界の多くのクリエイターの出発点でした。それは、5人の女性が世代を超えてビジョンとスキルを育成してきた卓越した能力のおかげです。アルノー氏が、素晴らしい女性たちに導かれてきたメゾンの歴史に、新たな章を刻むという任務を私に託してくださったことに、深く感謝いたします」
マリア・グラツィアは2026年2月、ミラノにて初のコレクションとなる2026-27年秋冬コレクションを発表する予定。