Schiaparelli|「Schiaparelli」が2024-25年秋冬キャンペーンを公開。ダニエル・ローズベリーとジョニー・デュフォートの超現実的な夜遊びの一部始終
Photo: Johnny Dufort / Courtesy of Schiaparelli
「Schiaparelli」の2024-25年秋冬のショーを終え、アーチスティックディレクターのダニエル・ローズベリーとイギリスの写真家、ジョニー・デュフォートがパリ1区西側にあるヴァンドーム広場に出てきたのは20時を過ぎた頃。
その日は一日中晴れていたにもかかわらず、夜は少し肌寒くなってきたが、そんなことは気にならなかった。彼らは笑い、遊び、もっと歩き回りたかった。そう、これは彼らなりの束の間の夜遊びなのだから…。
Photo: Johnny Dufort / Courtesy of Schiaparelli
モデルたちはジョニーのためにポーズをとる。いや、ポーズというよりもありのままに「動き」を入れている。神話的なヴァンドームの円柱の前で、シュールレアリズムを彷彿とさせる絢爛なガウンを着て、通り過ぎる車のヘッドライトに煌めく。
フランスの偉大な建築家、ジュール・アルドゥアン=マンサールが巧みにデザインしたこの神話的な広場は、遅い時間にセンセーショナルな背景を今回の創造的なチームにもたらしている。
Photo: Johnny Dufort / Courtesy of Schiaparelli
この自由なひと時は、「Schiaparelli」の歴史的な本拠地であるヴァンドーム広場21番地の窓で終わる。階段を駆け上がって息を切らした謎の影が、ショッキングピンクの花を背景にシュールレアリストの旗のようにアナトミーバッグを握りしめている姿で現れる。
-夜のフラッシュ-
階段を駆け上がり、息を切らした謎の影が、ショッキングピンクの花を背景に、シュールレアリストの旗のようにアナトミーのバッグを掴んで現れた。魅力的なドレスとイギリス人写真家のフラッシュの親密さは、ほんの数分しか続かない。だが、このプレタポルテコレクションのハイライトをハイビートにマッシュアップさせるには十分な時間となった。
Photo: Johnny Dufort / Courtesy of Schiaparelli