PAAMA｜新スペース「PAAMA」がオープン。柿落としに韓国のデザイナー / アーティスト、イ・カンホの個展が開催
横浜DeNAベイスターズのヴィジュアルディレクションや、雑誌『ポパイ（POPEYE）』のリニューアルを手掛けたアートディレクターの前田晃伸が、東京・神楽坂に新しいスペース「PAAMA」をオープンさせる。
PAAMAという特徴的な名称は、日本人にお馴染みの美容技術「パーマ（和製英語）」が由来。髪型を変えるだけで異なるスタイルや気分を作り出せる技術をポジティブに捉え、スペース自体も自由自在に文化や領域の垣根を超えていくことを目指す。内装デザインを手掛けたのは、「サカイ（sacai）」、「キコ・コスタディノフ（KikoKostadinov）」の内装で知られるインテリアデザイナーの関祐介。
記念すべき柿落とし展として開催されるのは、韓国のデザイナー / アーティスト、イ・カンホの個展「オブセッション」。スタイロフォーム、ポリ塩化ビニル、鉄、陶土など、多様な日用品を用いて幅広い表現を行うカンホは、韓国のデザインシーンを牽引するデザイナーの一人。今回の展覧会では、彼のシグネチャースタイルであるロープやケーブルを用いて、「Obsession（執着）」と名付けられたシリーズが公開される。会期は11月16日（土）から12月7日（土）まで。
併せて、11月16日（土）には作家本人を迎え、イ・カンホの作家性、今回の作品について語るトークショーが開催される。前田晃伸や、『TOO MUCH Magazine』編集長の辻村慶人、デザイナーの八木沢俊樹などが登壇予定となっている。
イ・カンホ個展「オブセッション」
会期：2024年11月16日（土）〜12月7日（土）※日曜、月曜、火曜定休
会場：PAAMA
住所：東京都新宿区矢来町160-1サクラハウス神楽坂矢来町1F-B
時間：13:00〜18:00
トークショー
会期：2024年11月16日(土)
場所：PAAMA
時間：14:00〜
参加費：¥1,100
予約方法：下記メールより、氏名とお電話番号を記載の上申し込み
info@mdllc.jp
登壇者：
イ・カンホ（LeeKwangho）
八木沢俊樹（Toshiki / New Scale)
辻村慶人（TOO MUCH Magazine 編集長）
前田晃伸（PAAMA / MAEDA DESIGNE LLC.) 他
イ・カンホ（LeeKwangho） プロフィール：
1981年京畿道九里市（ソウルの隣接市）生まれ。弘益大学校で金属造形デザイン学科を学んだ後、ソウルを拠点に活動している。農業を営む祖父が、身近な素材から日用品を手作りしていた記憶から、ありふれたものに新しい意味と機能を与えるという手法で継続的に新しいシリーズを発表している。エルメス、フェンディ、ポルシェ、サムスンなどの企業をクライアントに持ち、世界各地の国際展示会で作品を発表している。また、作品はモントリオール美術館やサンフランシスコ近代美術館のパーマネントコレクションとして収蔵されている。
