pillings|pillings knitting works 2020-25

Photo: Courtesy of pillings
「pillings」はブランド初の書籍『pillings knitting works 2020-25』を発表。 本書は、これまでのコレクションを通じて培われた編み物の技術と哲学をまとめた一冊。「RYOTA MURAKAMI」から「pillings」へと名称を改め、職人を抱えるメゾンのようなシステムが存在しない日本で、それに近い形態を目指し活動を始めた2020年以降の作品の中から、厳選した22点の写真と編み図が収録されている。


Photo: Courtesy of pillings
編み手それぞれの癖やこだわりが刻まれた編み図や、作品そのものとしても大きな見応えを踏まえながら、単なる編み物の教則本に留まることなく、デザインや制作背景、そして編み手たちの想いに触れていただける内容となっている。
数量100部限定で刊行され、この書籍のために新たに編み上げられたアートワークピースがセットとなる限定版30部、書籍のみの通常版70部を発行。
<コメント>
村上亮太(「pillings」デザイナー)
実用性を重視した教則本というよりは、ものづくりに対する私たちの思いや、クリエイティブな心に触れていただけるよう な本にしたいと考えました。掲載された編み図を通じて、完成までの工程や編み手それぞれのこだわり、背景を想像して いただければ幸いです。
岡本啓子(アトリエK’s K 主宰)
pillingsとの取り組みを通じて、私の教室のニッターたちの技術を活かす場が広がりました。村上さんの描くデザ インを“必ず形にしてみせる”という思いで挑戦を続けています。これからも新たな世界を共に築いていけることを楽しみにしています。
書籍概要
タイトル:『pillings knitting works 2020-25』
限定版:33,000円(税込)/ 書籍+アートワークピース(1点モノ)
通常版:14,300円(税込)