CIBONE|ウィレム・ヴァン・フーフによる日本初個展がCIBONE(表参道)にて開催中
Core Vessel
東京とブルックリンを拠点とするライフスタイルショップ、CIBONE。長い時間軸に寄り添って「モノとつきあう」こと、そして自由な切り口で選んだ独自の魅力を放つモノたちを提案する。モノを“選ぶ”だけでなく、自ら“つくりだす”意識を持ち、変容する世界に対して常に「新しさ」と「ユニークさ」を問う。
現在、東京・表参道にあるCIBONE(表参道)では、オランダ出身のアーティストWillem Van Hooff(ウィレム・ヴァン・フーフ)による日本初個展が12月17日(日)まで開催中。古代に遡り忘れ去られた、また見過ごされがちな技術、製品、素材の魅力を「物語」として視覚化し、新しい未来の作品として顕在化させていくことを目的とするフーフのものづくり。”モノの持つ精神は機能に向かうべきであり、身体的な外見は美しくなければならない、そして何よりもモノに宿る魂は個性的であらねばならない”。そんな想いのもと、その魂を大切にしながらも完璧な美を追及した作品制作を行っている。
器は、水を入れて運ぶために生まれたとされる。しかしそれ以外に、古代の人々が自分自身を表現するためのキャンバスでもあったとも推測されている。その概念をもとに生まれた「Core Vessel」は、先史時代のアフリカの建築技術からインスピレーションを得た。ハンドメイドで作られた作品は一つ一つに個性があり、大量生産で作られるような花器にはない美しさを感じさせる。
Core Vessel
また「Element of construction」は、150年前の鉄筋コンクリートの発明を称え、その内面の構造美を見出し、表現した家具シリーズ。鉄筋に美と新たな機能を与えた。コンクリートと鉄が支え合ってきた、力強いつながりを際立たせている。
Element of construction
This is beauty, born in necessities made by the ancient people/Willem van hooff 会期: 2023年12月17日(日)まで 場所: CIBONE(表参道) 住所: 東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE B1F 時間: 11:00〜20:00 電話番号: 03-6712-5301(CIBONE) 詳細URL: https://www.cibone.com/news_exhibition/7625/