The MOP Foundation|The MOP Foundation presents Paolo Roversi major exhibition ‘Doubts’

The MOP Foundation|マルタ・オルテガ・ペレスによるMOP財団が、 世界的に著名な写真家 パオロ・ロヴェルシの大規模展覧会をア・コルーニャで開催

(写真左) Audrey, Paris 1998 Paolo Roversi / (写真右) Fading Paolo, Paris 1984 Paolo Roversi

マルタ・オルテガ・ペレス(MOP)財団は、国際的に高く評価されているイタリアの写真家、パオロ・ロヴェルシの作品に捧げる大規模展覧会を開催。2026年6月2 0日にスペインのア・コルーニャで開幕する本展では、代表的な作品に加え、これまで未公開の写真が展示される。パオロの芸術的世界を親密にたどると同時に、ファッションフォトグラフィーに与え続けてきた影響力を称える内容となっている。財団の創設者兼会長であるマルタ・オルテガ・ペレスは、”長年にわたりパオロの写真に深い感銘を受けてきました。この特別な展覧会をア・コルーニャで開催できることに、個人的 にも大きな喜びを感じています”と語っている。

(写真左) Fading falcon, Paris 2020 Paolo Roversi / (写真右) Kirsten, Paris 1991 Paolo Roversi

過去40年以上にわたり、パオロは独自の写真表現を築き上げてきた。まさに比類のない存在である彼は写真の「命」を引き延ばすかのような、不思議な力を備えている。写真批評家のヴィンス・アレッティは、パオロの傑作の多くを”まさに目の前で形づくられていくように感じられる……彼の作品はあまりにも生き生きとしており、紙面や壁の中にとどめておくことができない”と評する。本人は自らを「職人」 と謙虚に称すが、世界を代表するデザイナーたちが彼に自由な裁量を委ねているのも不思議ではない。彼らは、自分たちの創造性に対して、パオロが刺激的で予想外な反応 を見せてくれることを知っているからである。

Miley Cyrus, Paris 2025 Paolo Roversi

かつてのアーヴィング・ペンもそうだったように、パオロもまたスタジオ フォトグラファー。彼にとってスタジオは、自身のアトリエであると同時に、人情味あふれる温かさと芸術家同士の絆が息づく場所でもある。”皆がそれぞれの感情を持ち込み、その感情を美しい写真を生み出す力へと導かなければならない”と彼は語る。

彼の魔法が生まれるのは、その「影の劇場」とも言えるスタジオの中。

”私のスタジオは、満たされることを待つ空の舞台であり、日や季節、時間さえも存在しない、まだ発明されていない時の中で動く世界です”。

この閉ざされた空間の中で、彼は光、影、フラッシュ、ボケ、さらには破壊さえも含め、あらゆる要素を自在に操る。そして、疑念や偶発性を自由に受け入れながら創作に向き合う。

”私の作品のあらゆる進化は、偶然から生まれました……アクシデントが起こるたびに、そ れはいつも喜びであり、天からの贈り物なのです”。

(写真左) Naomi, Paris 1996 Paolo Roversi / (写真右) Natalia, Paris 2003 Paolo Roversi

パオロは写真史に関する深い知識を持ち、ロバート・フランク、アウグスト・ザンダー、アーウィン・ブルーメンフェルドらをインスピレーション源として挙げ、”写真は鮮明であるときではなく、美しいとき に完成する”というジュリア・マーガレット・キャメロンの信念にも共鳴する。

本展のタイトル「Doubts(疑念)」は、パオロにとって「疑念」とは創造性と想像力への扉を開くものであり、一方で確信はその扉を閉ざすものだという考えに基づいている。 「Doubts展」では、ポラロイドの実験的な可能性への関心をはじめとする彼の 写真家としての姿勢が色濃く表れている。今回の展示空間は、複数の連続する部屋として構成され、「Theatre(劇場)」「Appearances(外観)」「Shadows(影)」「Doubts (疑念)」「People(人々)」「Presence(存在)」「Grace(優雅さ)」「Beauty (美)」「Fading(消えゆく)」と、それぞれ異なるテーマが表現される。これらが一体となり、パオロの卓越した驚異的な幅広さ、唯一無二のビジョン、そして静寂や影、物と物の間にこそ美が見出されるという、信仰に近い信念を物語っている。

(写真左) Sara Grace, Paris 2018 Paolo Roversi / (写真右) Stella, Paris 1996 Paolo Roversi

マルタ・オルテガ・ペレスは、”この特別な展覧会は、当財団にとって2度目の夏期間に開催する展示であり、ア・コルーニャにとっても素晴らしい贈り物です。パオロの「ダウト展」は、私たちに一度立ち止まり、外界から距離を置き、余計なものを手放し、この小さな 空間の中で彼とともに静かに過ごしながら、影から魔法を紡ぎ出す瞬間を体験するよう誘います。”と述べている。

パオロ・ロヴェルシによる「Doubts」は、2026年6月20日よりア・コルーニャのMOP Fou ndation(Muelle de Batería)にて開幕し、同年9月まで開催される。

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