国立新美術館|60年以上にわたる田名網敬一の創作活動に、膨大な作品数で迫る初の大規模回顧展が開催
近年、急速に再評価が進む日本人アーティスト、田名網敬一。現代的アーティスト像のロー ルモデルとも呼べる田名網の60年以上にわたる創作活動に、初公開の最新作を含む膨大な作品数で迫る初の大規模回顧展「田名網敬一 記憶の冒険」が、8月7日(水)より国立新美術館にて開幕した。
会場では、絵画、コラージュ、立体作品、アニメーション、実験映像、インスタレーションなどおよそ500点におよぶ田名網の作品で空間が埋め尽くされている。展示室の冒頭では、「聖なるものと俗なるもの」「彼岸と此岸」をつなぐ暗喩としての太鼓橋がうず高く積み上げられた新作インスタレーション作品「百橋図」が来場者を出迎え、プロジェクションマッピングで投影された奇々怪々なモチーフが太鼓橋を行ったり来たりと彷徨うなど、様々な作品や仕掛けから田名網の世界観に浸ることのできる内容となっている。
「田名網敬一 記憶の冒険」
会期:2024年8月7日(水)〜11月11日(月)※毎週火曜 休館
会場:国立新美術館 企画展示室1E
住所:東京都港区六本木7丁目22−2 国立新美術館
時間:10:00〜20:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで
入場料:一般2,000円、大学生1,400円、高校生1,000円
展覧会WEB:https://www.nact.jp/exhibition_special/2024/keiichitanaami/