PAAMA|コンテンポラリーカルチャーメディア New Scaleが、4組のアーティストによるグループ展「OPEN WORLD」を7月12日より開催

昨年11月、神楽坂にオープンしたPAMMA(パアマ)にて、コンテンポラリーカルチャーメディア New Scaleがキュレーションを手がけるグループ展「OPEN WORLD」 が7月12日(土)より開催される。
Soft Baroque(ソフト・バロック)、Pierre Castignola(ピエール・カスティニョーラ)、Geray Mena(ジェレイ・メナ)、八木沢俊樹 の4組が参加、それぞれの実践を通じて複層化する現代社会の視点を提示する。
ゲームのオープンワールド形式に着想を得た会場では、観客とアーティストが共に主人公となり、作品との相互作用から無数のストーリーが立ち上がる。
ベンチやテーブルといった家具の原型に感覚のずれを仕込み、多層的な知覚を誘発する、オーストラリア出身のニコラス・ガードナーとスロベニア出身のサーシャ・シュチュチンによるデザインデュオ、Soft Baroque。


日常的プロダクトを媒介に消費文化と知的財産の境界を探り、鋭利な批評性を提示するフランス出身のPierre Castignola。


写真に刹那と永遠を同居させ、時間の層を可視化する、スペイン出身のGeray Mena。


陶芸・木彫とデジタル技術の往還から、素材と知覚の枠組みを再考する作品を展開、New Scaleの創設者でもある八木沢俊樹。


鑑賞者が作品と対話しながら新たな物語を紡ぎ出す場となっている本展。多彩な視点が響き合い、視覚文化の未来を体感することができるだろう。
New Scale「OPEN WORLD」
会期:2025年7月12日(土)〜8月2日(土)
会場:PAAMA
住所:東京都新宿区矢来町160-1 サクラハウス神楽坂矢来町1F-B
時間:13:00〜18:00 ※日月火休館
WEB:https://paama.jp/