Pace Gallery|東京・麻布台ヒルズ内にPaceギャラリーの新スペースがオープン
Paceギャラリーの新スペースが、9月に東京・麻布台ヒルズ内にオープンする。世界で8番目となるこのスペースは、イギリスの建築家、トーマス・ヘザウィックが設計したビルの3フロアにまたがり、総面積は510平⽶を誇る。内装デザインは、⽇本の建築家、藤本壮介が⼿掛けている。
現在、特別プレビュー展が8⽉17⽇(土)まで⼀般公開中。20世紀美術と現代美術のアーティストによる約45点の作品が並び、Paceギャラリーの幅広いプログラムを紹介している。
開廊を記念して、ロサンゼルス拠点のアーティスト、メイシャ・モハメディの新作絵画によるアジア初の個展がこけら落としとして開催されるほか、続く11月にはニューヨーク拠点の彫刻家、アーリーン・シェケットの日本初の個展の開催が予定されている。
またグランドオープンに先⽴ち、Paceと⿇布台ヒルズ ギャラリーの共催による展覧会「カルダー そよぐ、感じる、⽇本」が、同ギャラリーで開催中。アメリカのモダンアートの巨匠、アレクサンダー・カルダーの芸術と⽇本の伝統や美学の共鳴を探求する本展では、100点余りのカルダー作品が集結する。
Paceギャラリー:
1960年、アーニー・グリムシャーが設⽴したPaceギャラリーは、現在その⼦息のマーク・グリムシャーによって受け継がれ、国際的なアート界のなかでもユニークな歴史を築いている。現在、Paceはニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、ジュネーブ、ソウル、⾹港にギャラリーを構えており、ギャラリーが扱うアーティストには伝説的な20世紀の巨匠に加え、多数の現代作家が名を連ねている。
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