Satologue|沿線全体をホテルに見立てるプロジェクト「沿線まるごとホテル」がJR青梅線沿線に3月から順次開業
全国で地方創生事業を手掛ける株式会社さとゆめが、「JR東日本スタートアッププログラム2020」に応募して生まれた「沿線まるごとホテル」。その名の通り、沿線の駅舎や空き家をホテルの一部として構成し、地域住民がキャストとなって運営を行うこのプログラムは、地域をまるごと楽しめる新たな滞在型観光、マイクロツーリズムの創出を目指している。
今回、その第一弾としてJR東日本・青梅線沿線での順次開業が決定。レストラン棟とサウナ棟を「鳩ノ巣駅」近隣エリアにオープンすることを皮切りに、客室棟を随時開業する予定。その後、青梅線沿線で順次地域拠点を改修・開業していき、沿線が一つのホテルとなる世界観を構築していく。
施設のブランド名は、「Sato(里)」と「logue(語り)」を組み合わせた造語からなる「Satologue」。「里とつむぐ、物語。」をタグラインとし、ホテルが立地する地域の歴史・文化・自然や、地域を想う人々の営みといった里の物語を、ホテルの空間やサービス、アクティビティの中で感じられ、その地域が宿泊者にとって”ふるさと”のような存在になって欲しいという想いを込めたという。
ブランド設計は、地方創生事業のクリエイティブを多数手がける、クリエイティブディレクターの巽 奈緒子氏が担当。巽氏は今回のコンセプトについて下記のように語っている。
「昔は近くに感じられていた自然や人とのつながりが見えにくくなっている現代都市の暮らし。そこから抜け出した束の間に、このホテルを訪れてくれる人の『ふるさと』になりたい、そんな願いが出発点でした。土地のストーリーの語り部となり、ホテルの滞在の中に散りばめ、体験に落とし込みます。そして、豊かな情緒を思い出せるような『物語』を、里とつむいでいきます。」(一部抜粋)
Satologue https://satologue.com/