Taka Ishii Gallery|60年代・70年代における制作に焦点を当てた「桑山忠明」展

Taka Ishii Gallery|抽象の次元を新たに開いた、桑山忠明を代表する作品展が開催

桑山忠明「無題」1972 年 キャンバスにアクリル 直径 222.8 cm 
© Tadaaki Kuwayama 撮影: 髙橋健治

ニューヨークを拠点に活動し、昨年8月にその生涯を閉じたアーティスト 桑山忠明の展覧会がタカ・イシイギャラリー 前橋にて、5月1日(土)から6月16日(日)まで開催される。

タカ・イシイギャラリーでは 2 回目の個展となる本展では、絵画的な体裁を取りつつも抽象の次元を新たに開いた桑山を代表する作品が展示される。アクリルペイントを使用していた60年代と、メタリックペイントを使用していた70年代に焦点が当てられ、時代が進むごとに絵画を超越していく様を鑑賞できる。

桑山忠明「無題」1966 年 キャンバスにアクリル 60.9 x 60.9 cm 
© Tadaaki Kuwayama 撮影: 髙橋健治

1958年に活動拠点をニューヨークへ移して以来、一貫して還元主義的な作品を制作し続けた桑山は、61年にグリーン画廊で個展を開催するなど、60年代、70 年代のアメリカにおけるミニマル・アートの先駆者のひとりとして広く知られる。既成概念を捨て去り、実験的な精神のもと作品の素材に関する探求を重ねることで、未だ誰も到達していない美を追求し続けた。

「桑山忠明」
会期:2024年5月11日(土)〜 6月16日(日)
会場:タカ・イシイギャラリー 前橋
住所:群馬県前橋市千代田町 5-9-1 まえばしガレリア 1F
TEL:027-289-3521
WEB:www.takaishiigallery.com

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