Taka Ishii Gallery|石元 泰博の個展がタカ・イシイギャラリー 京都にて開催中
日米を行き来しながら活躍した写真家 石元泰博の個展「桂」が、タカ・イシイギャラリー 京都にて6月29日(土)まで開催中。
本展では、石元の代表作であり、モダニズムの視点を通してとらえた日本の伝統的建築を撮影した桂離宮のシリーズより、モノクロ写真7点とカラー写真5点が展示される。
1983年に紫綬褒章、1993年に勲四等旭日小綬章を受章し、1996年に文化功労者となった写真家・石元泰博。戦後1948年にバウハウスの伝統を受け継いだインスティテュート・オブ・デザイン(ID)に入学し、アーロン・シスキンやハリー・キャラハンの指導を受けた石元の作品はキャリア初期から造形写真とも呼ばれ、対象の構造的・空間的特性を鋭くとらえた作品は、写真界だけでなく建築やデザイン、美術など戦後日本の芸術界に大きなインパクトを与え、国内外で高い評価を得ている。また彼の撮影に対する飽くなき探究心は「カメラを持った古武士のまなざし」とも称される。
石元泰博「桂」
会期:2024年5月30日(木)〜6月29日(土)
会場:タカ・イシイギャラリー 京都
住所:京都府京都市下京区矢田町 123
時間:木 – 土 10:00 〜17:30
定休日:日 – 水・祝祭日