teamLab|チームラボボーダレスが新たなアートプロジェクトを引っ提げ、麻布台ヒルズに2024年2月上旬オープン予定

teamLab|2024年2月上旬に移転予定のチームラボボーダレスが新アートプロジェクト「認知上の存在」をテーマに世界初公開の新作を発表

「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」東京 麻布台ヒルズ © チームラボ

実験中動画「Exploring Existence in Perception: A New Phenomenon of Light – Bubble」(認知上の存在の探求: 新しい光の現象 – シャボン玉)

アート集団チームラボと森ビルが共同で手がけている森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チー ムラボボーダレス(以下、エプソン チームラボボーダレス)が、2024年1月予定として、東京、お台場から麻布台ヒルズに移転、そこで新アートプロジェクト「認知上の存在」をテーマにした新しい作品群が登場。エプソン チームラボボーダレスの体験は更に進化する。

チームラボ《Exploring Existence in Perception: A New Phenomenon of Light – Bubble》©チームラボ

「認知上の存在」とは、作品体験を通して認知と存在について、そして人間が世界をどのように見ているのか、を模索するチームラボの新しいアートプロジェクト。これらの作品は、実際の物理空間の見えている場所には存在しないが、認知上存在する。実際の物理空間には存在しなくても、認知上に存在すれば、人間はそれを「存在」として認識する。一方で、日常で既にあったとしても、その存在が認知されていなかった時、それは見えない。しかし、一度その存在を認知すると、認知している世界は広がり、以後日常においてもその存在を見 えるようになると考えているという。我々が見えている世界を認知しているのではなく、認知している世界を見ている。そして、認知している世界が変わると見えている世界が変わり、見えている世界が変わると、無自覚に行動が変わっていくのではないかと考えている、とも。例えば、無数の球体が空間を埋め尽くす新作「Bubble Universe」では、シャボン玉のような大きくて強い光とゼリーのような巨大で弱いぷるんぷるんの光、そして周囲の環境によって生み出される光が無数に出現する。しかし、光のシャボン玉は物質的には存在せず、私たちの認知上にのみ存在している光の現象である。

チームラボ《Bubble Universe: Physical Light, Bubbles of Light, Wobbling Light, and Environmental Light》©チームラボ

チームラボ《Bubble Universe: Physical Light, Bubbles of Light, Wobbling Light, and Environmental Light》©チームラボ

ゼリー状の光の塊は揺れながら走るが、シャボン玉状のものと同じく、その光のゼリーは物質的には存在していない。これは、我々の認知上に存在する光のゼリーといえる。新しいチームラボボーダレスの世界には、そうした認知上に存在する実験的な作品群が展示されている。

新しいエプソン チームラボボーダレスでは、光のシャボン玉やゼリーが出現する作品以外にも、「認知上の存在」をテーマにした作品を複数展示する予定。

「花と人 – Megalith Crystal Formation (work in progress)」は、コンピュータープログラムによってリアルタイムで描かれ続ける作品。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではなく、人々のふるまいの影響を受けながら、永遠に変化し続ける。また、三次元上の水の動きをシミュレーションした「Black Waves – Megalith Crystal Formation (work in progress)」は、立体的に描かれた線の集合体を、チームラボが考える「超主観空間」によって切り取った作品。観る者の視点が固定されず、作品空間と身体のある空間が連続する。

チームラボボーダレスの世界観を構成する様々な境界のないアート群が、部屋から部屋へと館内を移動しながら入ってくる作品「Megalith Crystal Formation」を現在制作中。これらの作品群が複雑に関係し合い、永遠と変化し続け、境界なく連続する世界を創り出す。

チームラボ《Black Waves – Megalith Crystal Formation (work in progress)》©チームラボ

チームラボボーダレスは、アートコレクティブ・チームラボの境界のないアート群による「地図のないミュージアム」。境界のないアート群は、部屋から出て他の部屋へと移動し、他の作品とコミュニケーションし、影響を受け、作品同士が混ざり合う。チームラボボーダレスは、そのような作品群によって境界なく連続する一つの世界。人々は境界のないアートに身体ごと没入し、「境界のない1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する」。新しいチームラボボーダレスでは、境界のないアート群はより進化し、より多くの場所へ移動しながら複雑に関係し合い、永遠と変化し続ける境界のない一つの世界を生み出す。新たな作品や日本未公開作品も多数加わり、オープンは2024年2月上旬を予定している。

森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス https://borderless.teamlab.art/jp/ #チームラボボーダレス #teamLabBorderless 所在地: 麻布台ヒルズ ガーデンプラザB B1(東京都港区麻布台1-2-4) 会期: 2024年2月上旬オープン予定

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