TIFFANY & CO.|アートとアーカイブ ピースが織りなす、アジア最大の旗艦店「ティファニー 銀座」の時を超えた芸術体験

7月に誕生した「ティファニー 銀座」は、クラフト、アート、ヘリテージを融合させた美と創造性に満ちた、アジア最大の旗艦店となる。ストアの枠を超えた文化拠点として、世界的アーティストによる作品を含む約50点のアートや、日本初公開が半数以上となる約65点のアーカイブ ピースが並ぶ。まるで美術館のような芸術体験を提供する場となっている。
1837年の創業以来、芸術と深い繋がりを持ち、パトロンであり推進者として著名なアーティストや建築家とのコラボレーションを通じて文化的な対話を続けてきたティファニー。
ティファニー 銀座は、ダミアン・ハースト、ジュリアン・シュナーベルなど著名なアーティストの作品を展示。現代の巨匠たちの卓説したアート作品をストアの随所で見ることができる。
ティファニーの世界観が広がる1階には、革新的なアプローチで知られるイタリア人アーティスト、ミケランジェロ・ピストレットによる「Color and Light」が訪れる人を出迎える。ジュート(黄麻)、鏡、金箔を施した木製フレームで構成され、鮮やかなブルーの背景に破片状の鏡が浮かび上がる本作は、ティファニーのために制作された。見る角度によって映り込む像が変化し、鑑賞者と空間の境界を揺るがすインタラクティブな体験を生み出す。

同じく1階のエレベーターロビーには、現代アート界を代表するダミアン・ハーストの「Tiffany Superb」が。今にも舞い上がりそうな蝶が浮かび上がり、まるで重力から解き放たれたような幻想的な光景を描き出す。精緻な羽をもつ蝶のフォルムと広がりのあるブルーの背景が幽玄な質感を際立たせ、「美」と「死」、「変容」というハーストのテーマを静かに物語っている。

2階エレベーターロビーには、ミニマリズムを代表するドナルド・ジャッドによる作品が展示。銅の長方形ボックスにアクリル板を重ねた構造で、壁面に設置することで浮遊感を演出、アクリル越しに映し出されるティファニー ブルーが、空間に繊細な変化をもたらす。素材と空間の関係性を探る本作は、ジャッドが追い求めた「体験する彫刻」の理念を静かに伝えている。

2階のウォッチ ギャラリーを抜けると、アンディ・ウォーホル「Double Elvis」などのシルクスクリーン作品が並び、アメリカのポップカルチャーへの敬意を示している。ポップアートの旗手であるウォーホルは、セレブリティや消費社会を題材に、繰り返しの手法でイメージの儚さを問う。銀色の背景に二重に重ねられたエルヴィスの姿は、スターのカリスマ性とコマーシャル アピールの両面を映し出している。

Used with permission of @warholfoundation,©2025 The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. Licensed by Artists Rights Society (ARS), New York.“Elvis Presley™; Rights of Publicity and Persona Rights: Elvis Presley Enterprises, LLC. elvis.com”
アーカイブ コレクションは、ティファニーの長い歴史に刻まれたクラフトマンシップ、芸術性、そしてデザインへのこだわりを物語る。
ダイヤモンド ジュエリーが並ぶ地下1階には、ダイヤモンド キングと称された創業者チャールズ・ルイス・ティファニーの名声を象徴する精緻なアーカイブ ピースを展示。デイジーとキキョウのスワッグのネックレスは、当時の職人技と審美眼が凝縮された逸品だ。

2階のウォッチ ギャラリーでは、1912年のタイタニック号沈没から救助された女性たちが、命の恩人である船長に贈ったゴールドの懐中時計を展示。他にも19世紀後半から20世紀初頭にかけてのジャポニスム様式の懐中時計、ラペルウォッチ、卓上クロックなども並ぶ。

異彩を放つ芸術家でありデザイナーでもあった、創業者の息子 ルイス・コンフォート・ティファニー。日本の芸術作品や応用美術に深い関心を寄せた彼のランプには、日本の美学からの影響が色濃く表れている。3階のVICルームでは、ティファニー 銀座のファサード デザインのインスピレーション源ともなった「ウィステリア テーブル ランプ」は、自然の美しさを追い求めたティファニーの精神を象徴している。

ティファニー スタジオ ルイス・コンフォート・ティファニー監修
クララ・ドリスコルによるデザイン(クリスタル ガラス、青銅)
ティファニー 銀座
住所:東京都中央区銀座6-9-2
時間:10:30〜20:30
WEB:https://www.tiffany.co.jp/stories/tiffany-ginza/