Wim Wenders|ヴィム・ヴェンダースの新たな展覧会「ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし」が開催

Wim Wenders|鮮烈な色彩の電子絵画作品や風景写真シリーズを公開。「ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし」展が2月1日より開催

ヴィム・ヴェンダース「ユニゾン」1991、紙、HDプリント 36.4×51.5 cm ©️Wim Wenders/Kazutomo

映画監督のヴィム・ヴェンダースはドイツの巨匠として知られる。1971年の長編映画デビュー直後から、ニュー・ジャーマン・シネマの旗手として注目を集め、映画「ことの次第」ではヴェネツィア国際映画祭にて「金獅子賞」を、「パリ、テキサス」でカンヌ国際映画祭「パルム・ ドール」を受賞。そして「ベルリン・天使の詩」ではカンヌ国際映画祭にて「監督賞」を受賞した。最近では第76 回カンヌ国際映画祭に出品。主演を務めた俳優、役所広司が最優秀男優賞を受賞した最新作「PERFECT DAYS」は国内外から注目を集めている。 その才能は映画監督だけにとどまらない。写真家としても活躍するヴェンダースは、ポンピドゥーセンターでの「Written in the west」展を皮切りに、ビルバオ・グッゲンハイム美術館、上海美術館など、世界中の美術館で展覧会を開催している。

デビューから現在に至るまで、国際的に活躍するヴィム・ヴェンダース。今回、ヴェンダースの新たな展覧会「ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし」が、2024年2月1日(木)から3月2日(土)まで、東京都目黒区にあるアートギャラリー「N&A Art SITE」にて開催される。

ヴィム・ヴェンダース「Sun dries, Las Vegas, New Mexico」1983、紙、ダイトランスファープリント、31×37 cm

本展では、ヴェンダースが”究極のロードムービー”と称する映画「夢の涯てまでも」のクライマックスシーンから生み出された、鮮烈な色彩の電子絵画作品「Electronic Paintings」を展示。また映画「パリ、テキサス」のロケ時に撮影し、写真家としての氏の才能を知らしめることとなったアメリカ中西部の風景写真「Written in the west」シリーズも併せて展示する。あらゆる方面で活躍を続けるヴェンダースの作品を、間近で鑑賞できる貴重な機会となっている。

ヴィム・ヴェンダース「少年」1991、紙、HD プリント 36.4×51.5 cm ©️Wim Wenders/Kazutomo

ヴィム・ヴェンダース「Billboard painter’s studio, Glendale, California」 1983、紙、ダイトランスファープリント、31×37 cm

「ヴィム・ヴェンダースの透明なまなざし / Wim Wenders’s Lucid Gaze」 会期: 2024年2月1日(木)〜3月2日(土) 時間: 12:00〜17:00 日曜・月曜・祝日: 休み 会場: N&A Art SITE 住所: 東京都目黒区上目黒1-11-6 公式サイト: https://nanjo.com/wim_wenders_lucidgaze/

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