JW Anderson｜JW ANDERSONがアートウィーク期間中にマイアミでのポップアップ開催を発表 セレクトショップ 「The Webster」とコラボレーション
Photo: Courtesy of JW Anderson
「JW ANDERSON」は、マイアミアートウィーク期間中に、セレクトショップThe Websterとのパート ナーシップと共にポップアップを開催する。ジョナサン・アンダーソンは今、この極めて個人的な衝動でもあるキュレーションを、再定義した「JW Anderson」の世界へ注ぎ込んでいる。その研ぎ澄まされた世界の中心にあるのは、高度なクラフトマンシップが息づくオブジェたち。キュレートされたファッションのコレクション、ホームウェアや職人技を感じるプロダクト、そして「コレクションする」という思考そのもの。まさに、 現代の 「cabinet of curiosities」ー驚異の部屋といえるだろう。
「JW ANDERSON」の新たな使命を定義するのは、クラフツマンシップや手仕事へのつながり。人の技とデザインが、「JW ANDERSON」によって生み出されるすべてのアイテムを高め、形作っている。ファッションとオブジェ、アートが 交差する世界である。
Photo: Courtesy of JW Anderson
「JW ANDERSON × The Webster」ポップアップは、12 月15 日まで米国・マイアミ(1220 Collins Avenue Miami, FL 33139)にて開催される。再構築された「JW ANDERSON」の新たな世界観を当地で初めて披露する機会となり、刷 新されたブランドのビジョンを見ることができる。スペースには、追跡可能な起源、洗練された素材、そして永続的なデザインへのこだわりによって厳選されたアイテムが並ぶ。それは、思慮深いものづくりを探求する試みである。
ラインナップには、最高品質の糸で紡がれたニットウェア、日本の熟練職人とともに制作したデニム、アーカイブデザインに着想を得て、ドネガルツイードやロキャロン社製の最高級ピュア・ニューウールタータンチェックを使用したフォールドオーバートラウザーなどが揃う。これらのクラシックなガーメントを現代的に昇華したピースは、地元の職人とのつながりを大切にしながら、アーティストや職人とのコラボレーションによるオブジェとともに展開される。さらに、スコットランド産オーク材を用いた 「Charles Rennie Mackintosh」スツール の復刻版、ジェイソン・モッセリによる「Hope Spring Chairs」、平井明子の陶器、セレクトされた書籍やアンティークの園芸道具、ルーシー・リーのマグ、ハンドメイドのムラーノグラス、ウェールズ製ブランケット、手打ちの釘、ホートン・ホール・エステート産の蜂蜜、そしてポスト カード・ティーズによるコーヒーフレーバーの紅茶など、多彩なクラフトの言語が広がっていく。これらは現代の レンズを通して再解釈されたヘリテージである。
Photo: Courtesy of JW Anderson
新たな「JW ANDERSON」のビジョンを具現化するにあたり、ポップアップのコンセプトは建築家ユニット、サンチェス・ベントンとのコラボレーションによって開発された。この空間は、ハンドメイドや熟練のクラフツマンシップとの対話を軸にした同ブランドのデザイン言語を体現している。本ポップアップは、「JW ANDERSON」にとって米国での展開を加速させる重要な節目となり、ブランドをより幅広いオーディエンスへ拡大し、地域での存在 感を示す機会となっている。
