SAN SAN GEAR|Hannam Flagship Open

SAN SAN GEAR|ハンナム フラッグシップが8月にオープン

Photo: Courtesy of SAN SAN GEAR

ソウルを拠点とするファッションブランド 「SAN SAN GEAR」は、ハプチョンに続く2店舗目のフラッグシップをハンナムにオープン。ブランドの拡張された世界観と感性を提示されており、東京を拠点とするデザインスタジオDAIKEI MILLSが手がける、韓国初の空間プロジェクトとなっている。

Photo: Courtesy of SAN SAN GEAR

ハプチョンに続くこのフラッグシップは、ユースカルチャーのエネルギーを表現するハプチョンフラッグシップからさらに一歩進み、漢南洞ならではの落ち着いた静的な空気の中で、「SAN SAN GEAR」の拡張された世界観と感性を体験できるよう構想。

ハンナムフラッグシップの中心テーマは「両義性(Duality、二つの性質を同時に併せ持つこと)」。ストリートスタイルとユーティリティの共存、機能性とデザインの調和、シルエットの変化と質感の変奏 など、相反する価値が交差する地点を追求してきたブランドの哲学を、空間全体へと落とし込んでいる。「SAN SAN GEAR」が志向するパブリックなイメージの空間を構成するため、もともとプライベートな個人住宅だった場 所に公共空間の要素を重ね、私的空間(Privacy)と公共空間(Public)の間に生まれる興味深い対比と、日常と 非日常が共存する独自の境界線を表現。既存住宅の要素を部分的に残しながら、公共空間に見られる 風景を加えることで場面の転換を促し、視覚と感覚を刺激するよう設計されている。

Photo: Courtesy of SAN SAN GEAR

1階は住居と庭の境界を取り払い、巨大な円形構造物と、床の各所に異なる大きさで配した円形パターンによって、一つの「舞台装置」のような空間を演出している。2 階は空間のスケールに変化を持たせ、壇、ステージ、 滑走路といったポイントとなる装置を加えることで、それぞれ異なる密度のブランド体験を提供。店舗外 部に位置する地下1階のスペースでは、2026 F/W「CABLE」コレクションのテーマに合わせ、パク・セヨン監督が制作し、笠松将らが主演する短編映画『都市の別の光』を上映予定。今後このスペースは、その時々の文脈 に合わせて「SAN SAN GEAR」の文化的な背景と奥行きを伝える場として活用していく予定となっている。

Photo: Courtesy of SAN SAN GEAR

今回のフラッグシップには、東京を拠点とするグローバルな空間デザインスタジオ、DAIKEI MILLS が参画。「ISSEY MIYAKE「AURALEE」「LEMAIRE 」をはじめとする世界的なファッションブランドの空間デザインや、空間再生(Adaptive Reuse)プロジェクト「SKWAT」で注目を集めてきたDAIKEI MILLS にとって、韓国初のプロジェクトとなる。「最小限の介入によって、空間本来の価値を引き出す」という哲学のもと、素材が持つ固有の 質感と構造的な余白を生かし、訪れる人々と有機的に呼応する体験を設計。感度の高いデザイン哲学と SAN SAN GEAR 独自の美学が重なり合うことで、オリジナリティのあるブランド空間体験を深く構築した。1階に配置された家具は、東京を拠点に活動するデザインスタジオSIIN SIINによるもので、ブランドが志向する感覚的なトーン&マナーを柔軟に整えるオブジェとして機能している。2 階には、ロンドンとベルリンを経て現在ソウルで活動するデザイナー、チェ・ソンイルの家具を配置し、洗練された密度の高い空間を完成させた。

ハンナムフラッグシップは8月21日に正式オープンとなっており、顧客とより深くコミュ ニケーションを図りながら、ブランドの拡張された世界観を立体的に体験できる新たな拠点となる予定となっている。

SAN SAN GEAR ハンナムフラッグシップ

店舗情報 オープン:2026 年 8 月 21 日(金) 所在地:ソウル特別市 龍山区 梨泰院路 55 キル 37-10 営業時間:Mon–Thu / 11AM–8PM Fri–Sun / 11AM–9PM

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