Jinny Street Gallery｜写真家マーン・リンブルフが東京の路上ギャラリー “Jinny Street Gallery”で写真展を開催
オランダ人写真家マーン・リンブルフによる展示「Without Us（人々の残像）」が、4月12日（金）から5月12日（日）まで、東京の路上ギャラリー “Jinny Street Gallery”にて開催される。
今回展示されるのは、リンブルフが2018年から2019年に日本の郊外を旅行している時に見つけた、廃墟の工場やホテル、旅館、レストランを映した作品。彼女の目には郊外と田舎の美しい、のどかな景色や空き家は日本の特徴的な要素として映り、昔の人々の思い出で満ち溢れているように感じたという。
開催場所となるJinny Street Galleryは、2人のアーティストがこの地域に42個の置き去りにされた展示ケースがあることに気づき、空き箱のままにしておくのはもったいないと考えたことから設立された東京で最もオープンなギャラリー。渋谷区神宮前二丁目の路上に位置し、訪れる人々は一日中アートと触れ合うことができる。いわば廃墟のように取り残されたケースの集合体だったこのギャラリーも今では存在を広く知られるようになっており、この成り立ちが今回リンブルフの心を惹きつけた。
「Without Us（人々の残像）」by Maan Limburg
会期：2024年4月12日（金）〜5月12日（日）
会場：神宮前2丁目商和会に位置する路上ギャラリー”Jinny Street Gallery”
住所：東京都渋谷区神宮前2-31-5
WEB：https://www.jinnystreetgallery.com/exhibitions/the-lost-world
