Louis Vuitton|ANDY WARHOL「SERIAL PORTRAITS – SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」が開催中

Photo credits: Jérémie Souteyrat / Louis Vuitton
エスパス ルイ・ヴィトン東京では、10月2日(木)から2月15日(日)の期間で、現代美術を代表するアーティスト、アンディ・ウォーホルの名作から知られざる作品までを集めた展覧「SERIAL PORTRAITS – SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」を開催している。
本展は、東京、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウル、大阪のエスパス ルイ・ヴィトンにて、これまで未公開だったフォンダシオン ルイ・ヴィトンの所蔵コレクションを世界各地の観客に届けるという理念に根差した「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの一環として実施される。
ポップアートを代表する巨匠の1人であり多方面で活躍したアンディ・ウォーホル。
1949年に広告イラストレーターとしてキャリアをスタートしてから1987年に没するまで、ニューヨークを舞台に活動し、非常に多くの作品と功績を残した。シルクスクリーン作品で有名だが、映画監督、音楽プロデューサー、ショーデザイナー、テレビ司会者、セレブリティ雑誌の編集などさまざまな顔を持つ。
ウォーホルにとって人物を描くことは、芸術活動の中心を占めるテーマであった。周囲の人々をひたすらスケッチし、写真に収め、フィルムに映し、シルクスクリーン作品にしていた中で、映画スターや上流階級、アート界の著名人たちを好んで題材とした。長年にわたり蓄積された数えきれないほどの人物像は、やがてその時代そのものを映し出す集合的なポートレートに。
メディアで大きな注目を集めるには、自分を効果的に「演出」することが重要だと早くから認識していたウォーホール。ウィッグにサングラスという出で立ちで謎めいた人物像を作り上げ、そのイメージを積極的にアピールすることで作品の売れ行きに繋げた。さまざまなポーズで撮った写真やセルフポートレートでは、実に多彩なキャラクターを作り上げている。生涯にわたって手掛けた数々の「Self-Portraits」は、外見を自在に操る彼の手腕を物語り、アイデンティティやイメージの操作とは何かという問いを私たちに投げかけてくる。

Photo credits: Jérémie Souteyrat / Louis Vuitton

Photo credits: Jérémie Souteyrat / Louis Vuitton

Photo credits: Jérémie Souteyrat / Louis Vuitton

Photo credits: Jérémie Souteyrat / Louis Vuitton
ANDY WARHOL「SERIAL PORTRAITS – SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」
会期:2025年10月2日(木)〜2026年2月15日(日)
会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京
住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7F
時間:12:00〜20:00 ※休館日はルイ・ヴィトン 表参道店に準ずる
入場料:無料