SHINGO SHIBATA|2026年6月パリで初披露された「Portrait of Threads」の東京凱旋展を開催。

90年以上にわたり繊維と向き合ってきたKAJIFと、ヘアスタイリスト兼フォトグラファーとして国際的に活動するSHINGO SHIBATAによるプロジェクト「Portrait of Threads」。 本プロジェクトでは、KAJIFの「糸」を単なる素材としてではなく、一つひとつ異なる個性を持つ存在として捉えている。糸と向き合い、造形し、写真として捉えることで、集合、解体、構築を繰り返しながら変容していく糸の姿を 「肖像」として描き出す。KAJIFが長年培ってきた技術と精神を、ファッション、ヘア、写真、アートという異なる領域を横断しながら、新たなかたちで提示する試みとなっている。


キーコンセプトは「糸を、素材から存在へ」。KAJIFのコア技術の一つである「髪の毛の約1/3の細さの糸」を下地に、誰もが自身の身体を基準として、その細さを直感的に理解できる「Hair × Fiber」という関係性から、技術をアート、 展示、体験へと展開していく。




「PORTRAIT OF THREADS」は、2026年6月、パリのJacques Levy Galleryにて初めて発表された。このパリ展は、KAJIFの技術を従来の「素材を並べる展示」ではなく、より 直感的に体験できる表現へと変換する試みとして企画された。人間の髪とKAJIFの極細糸。二つの「線」がSHINGO SHIBATAの造形によって交差し、ヘッドピース、写真作品、素材展示へと展開される。展示は「ART / EXHIBITION / PRESENTATION / EXPERIENCE」 という4つの要素によって構成され、作品を見るだけでなく、 素材そのものを知り、触れ、理解する体験を標榜している。
KAJIFの超軽量テキスタイル技術とSHINGO SHIBATAの視点によって生まれた本プロジェクト「Portrait of Threads」は、 パリでの発表を経て、東京へと舞台を移す。 東京展は、パリで生まれた作品を紹介する凱旋展であると同時に、ファッション、アート、テキスタイルという 異なる領域を横断しながら、より多くの人々とKAJIFが出会うための展示となっている。
そこにあるのは、作品だけではない。 糸から生まれた素材。素材から生まれた表現。そして、表現の背景にあるものづくり。 KAJIFの技術と思想を、ファッションとアートの文脈を通して伝える。
EXHIBITION INFORMATION
Portrait of Threads-糸の肖像- SHINGO SHIBATA × KAJIF
オープニング・レセプション:9/3 18:00-21:00
展示:9/4 11:00-20:00 9/5 11:00-18:00
場所:KYO OMOTESANDO 東京都渋谷区神宮前5-9-25 B1
ABOUT
SHINGO SHIBATA: ニューヨークでキャリアを築き、現在はNYを拠点とするエージェンシー Streetersに所属するヘアスタイリスト/フォトグラファー。 VOGUE、W Magazine、i-D、Interview、Purple、CR Fashion Bookなど のエディトリアルをはじめ、LOUIS VUITTON、TOM FORD、KENZO、Cal vin Klein、Marc Jacobs、AREA、TELFARなどのファッションブランドに携わる。 また、JUNYA WATANABE、AURALEE、TOGAなどのランウェイでもヘアを手掛け、世界のファッションシーンを舞台に活動している。 「PORTRAIT OF THREADS」では、ヘアアーティストとして長年向き合ってきた「髪」という線と、KAJIFが生み出す「糸」という線を交差させ、 素材の新たな表情を造形と写真の双方から捉えている。
KAJIF : KAJIFは、糸・織・編から自社開発を行う石川県のKAJI GROUPが、 得意とする極細糸で「テキスタイルの最高峰をつくりたい」という想いから立ち上げた、クオリティ・テキスタイルブランド。 「79」は、金の原子番号。 KAJIFがつくりだすのは、テキスタイルにおける金のような価値。 それが、KAJIFの考える「クオリティ・テキスタイル」。