YUGEN Gallery|倉本裕梨・中川晶子「対岸の眼下に」を8月1日より開催

YUGEN Galleryでは、8月1日(土)から30日(日)の期間、川の流れと堆積を起点にした倉本裕梨と中川晶子の企画展「対岸の眼下に」を開催する。
広島県出身、ノルウェーへの留学を経て現在東京を拠点に写真作家として活動する、倉本裕梨。碑、風景、写真の関係性を探ることを基礎的なテーマとして作品を制作。
音声や光など実体のないもの素材として、広島でささやかに現代美術の制作を行う、中川晶子。幼少期から現在に至るまでの体験をもとに、生活や環境から無意識に継承するローカル感覚の再解釈を試みる。
本展タイトル「対岸の眼下に」は、私たちの日常と遠い場所をつなぐ媒介として川を捉え直している。水の流れは、文明の起源や交易の動脈、あるいは生死の境界など、神話や比喩として象徴的に語られてきたが、本展においてはより身近で普遍的な存在としての川にまなざしを向ける。
写真と音というメディアを扱う2人の作品は、それぞれ広島という固有の土地に深く根ざしたものとなる。同時に両者の作品から立ち上がる風景や音像は、どこにでもありそうな匿名性を有する。
身近にありながら意識を向けることが少ない素材に焦点を当てることで、大きな物語や遠い土地の問題が日々の生活と地続きであることの再確認の場ともなっている。


撮影:吉田真也
倉本裕梨・中川晶子「対岸の眼下に」
会期:2026年8月1日(土)〜 8月30日(日)
会場:YUGEN Gallery
住所:東京都港区南青山3-1-31 KD南青山ビル4F
時間:平日13:00〜19:00/土日祝 13:00〜20:00
入場料:無料
WEB:https://yugen-gallery.com/blogs/exhibitions/beyond-current-and-detritus-tokyo